【カラーストーン】宝石の品質の見方・選び方を解説。なぜ誕生石がプレゼントで喜ばれるの?
自分のご褒美や特別なプレゼントに選ばれるジュエリー。
その中でも誕生石を使ったジュエリーは特に人気があり、ファーストジュエリーに選ばれることも多いアイテムです。
しかし、実際に誕生石を選ぶ時、どう選べばいいか悩んでしまいますよね。
この記事では、カラーストーンを選ぶのに役立つ品質の見方・選び方と、なぜ誕生石がプレゼントに喜ばれるのかをお伝えいたします。
カラーストーンの品質の見方、選び方【基本編】
それではまず、カラーストーンの品質の見方をご紹介します。
産出される鉱物の中で宝石と呼ばれる種類は90種類、その中でもルビー、サファイアなどの一般に知られている宝石は40種類ほどと言われています。
このようにいろんな種類が存在しているのですが、カラーストーンの品質評価は一つ一つ基準が変わります。
全ての基準をお伝えするのは難しいため、今回はイレギュラーを除いた一般的な品質の見方をご紹介します。
宝石を「カラー」で選ぶ
カラーはカラーストーンの品質で最も重要なポイントの一つです。
色の濃淡
カラーの良し悪しは色の濃淡、色相をみて判断します。色は濃すぎても薄すぎてもいけませんが、基本は濃い方が希少性が高く高評価になる傾向があります。
だからといって、色が濃過ぎて黒っぽく見えてしまうものは美しくないため良くありません。
色の色相
次に色相ですが、純色であればあるほど良いとされています。つまりルビーなら赤色、サファイアなら青色といった混じり気のない色ということ。
ルビーであればピンク味や紫味が入っているものより赤色のものを選ぶと良いでしょう。
もちろん例外はあり、ガーネットの一種であるロードライトガーネットは真っ赤な色よりも赤紫色が美しく評価されます。
カラーストーンを購入する際は、まず気になる宝石の王道の色がどの色なのかを調べてから購入すると良いですよ。
宝石を「透明度」で選ぶ
カラーストーンは透明度が大事なものがほとんど。透明であれば中に光がたくさん入り、本来の美しさを楽しむことができます。
なぜ透明度があるものとないものがあるかというと、カラーストーンは大自然の中で生み出されたものだからです。
インクルージョン
地殻変動の過程で、宝石が生成されている間に異物(インクルージョン)が入ります。
このインクルージョンは自然から生まれた証といえますが、宝石内にあまりに大量に入ってしまうと透明度を下げる原因になってしまいます。
そのため、宝石のカット職人はそのインクルージョンを出来るだけ避けるか目立たないようにしてカットを行います。
肉眼でチェック
選ぶ時は肉眼で見て、目立つインクルージョンが見当たらなければOK。
人間のホクロと同じで、カラーストーンの中にインクルージョンがあるのは当たり前なので、入っていないものを探すのではなく目立たないものを探しましょう。
特殊な光彩もある
ただ、透明度が低くても美しい宝石も存在します。その多くは光を当てることで特殊な輝きを出す光彩効果をもっています。
例えば、ムーンストーンはもともと半透明の宝石で青白い光が浮き上がるシラー効果が美しい宝石ですし、クリソベリルキャッツアイは光に当てると猫の目が浮き上がるキャッツアイ効果を楽しむ宝石です。
また真珠や珊瑚、ジャスパーのようにもともと不透明な宝石も存在します。
宝石を「カット」で選ぶ
宝石は原石の大きさをできる限り残しながら、最も美しく輝くようにカットされます。
代表的なカット
カラーストーンはいろんなカットがありますが、代表的なのは細かな角をつけたファセットカット、山形にカットされたカボションカットの2種類。
ファセットカットはキラキラと輝くのが特徴で、ダイヤモンドにも施されているカットです。
カボションカットは輝きよりも色の美しさを強調することができるカットで、トルコ石など不透明な宝石や、光彩効果を持つ宝石に施されることが多いです。
カットの見方
カットの良し悪しを確認する時は宝石を正面からみて判断します。ファセットカットは中心から輝きが出ているかどうかをチェックしてください。
そしてプロポーションが整っていて左右対称になっているかも確認しましょう。カボションカットの場合は山形のトップが中心にきているか、形が整っていて左右対称かどうかを見ます。
宝石を「種類」で選ぶ
先ほどのカラー、透明度、カットは宝石の品質と見方でお伝えしましたが、それ以外にも宝石の種類にこだわって選ぶのも大切です。
同じカラーでも違う印象
同じ色の宝石でも種類によって全く違う印象を受けると思います。例えばガーネットとルビーは赤色をしています。同じ色でもガーネットは落ち着いた深みのある赤色に対し、ルビーは鮮やかで華やかさのある赤色になります。
これの主な原因は着色成分の違いなのですが他にも様々な違いがあります。鉱物学的な違いだけでなく、宝石に込められている石言葉も違います。
素敵な出会いを
カラーストーンは「カラー・透明度・カット」を中心に丁寧に見ることで、高品質のものを見つけやすくなります。あるいは、その3点を大切にするお店で購入したいですよね。
好きな宝石の種類を選ぶ時、品質の見方を知っておけば納得出来るお買い物ができるはずです。
カラーストーンを贈るなら「誕生石」がオススメ!
カラーストーンは特別な贈り物にも喜ばれるアイテムです。その中でもオススメなのが誕生石。誕生石は王道のプレゼントで、初めて贈るジュエリーに選ばれることも多いんですよ。
誕生石が人気の理由とは
なぜ誕生石が人気があるかというと、誕生石はその月に生まれた人に幸運をもたらすお守りとなるといわれているからです。
誕生石はもともと12の星座に当てはめられた宝石(星座石)がもととなっています。宝石はその星座のもとに生まれた人の性格に共鳴し、幸運をもたらすとされていました。
その後、星座ではなく誕生月に結びつけられるようになります。これが誕生石の始まりとされています。
誕生石の歴史
その後アメリカの宝石商組合が1958年に改めて聖書に書かれた内容から宝石を選び誕生石を制定しました。誕生石は世界中で広まり、国によって様々な宝石が誕生石となります。
2021年には日本の誕生石が訂正され、初めて日本全国で統一されニュースとなりました。
今後ますます人気が出てきそうな誕生石は、まさに特別なプレゼントやご褒美にピッタリと言えるでしょう。
誕生石はあなたにとって特別なお守りになり、あなたを元気づけてくれますよ。
カラーストーンジュエリーブランド【ERILISS】とは
言葉では伝えにくい感謝の気持ちを素直に伝えるために生まれたERILISSの誕生石ジュエリー。贈る人のために特別に作り上げるセミオーダーメイドジュエリーはあなたの気持ちを代弁します。
家族へ「誕生石」をプレゼント
誕生石を3石組み合わせて生まれるERILISSのネックレスデザインは「家族へ感謝の気持ち」を表したもの。
トップの「∞(無限)」のカタチが「永遠の感謝」を表しており、親から子へ受け継がれていく「DNA」をイメージ。
飽きのこないシンプルなデザインはどんなライフスタイルでも楽しむことが出来ます。
自分への「お守り」ジュエリーを
頑張る自分にご褒美をあげたい、自分を癒したい、新しいことにチャレンジしたい。
そんな時、あなたに寄り添ってくれるのは大切な人だけではありません。ERILISSは、あなたの心の支えになってくれる心強いジュエリー。
誕生石のカラーストーンにはその誕生月の人を幸せにしてくれるだけでなく、それぞれに石言葉が込められています。
今のあなたの心に響く言葉や将来なりたい自分をイメージして言葉を選べば、きっとその宝石たちが羅針盤となって素敵な未来へ後押ししてくれるでしょう。
ERILISSの誕生石の「特徴」とは
誕生石は全て2mmのラウンドカット。このカットは光を効率的に取り入れて反射させるため非常に強い輝きを放ちます。
家族の誕生石を入れるのも素敵ですし、自分のために仕立てるなら誕生石をセンターにしてお好きな宝石をサイドに入れることも可能。
あなただけの組み合わせを楽しんでくださいね。
結びに
カラフルでいろんな輝き方をするカラーストーンの魅力は世界中の人を虜にしてきました。
カラーストーンを選ぶ時はカラー、透明度、カットに気をつけるだけでなく、宝石の種類にもこだわりたいですね。
また、誕生石は幸運を運ぶお守りとしてプレゼントに選ばれ続けています。
家族への贈り物として、そして自分へのご褒美としてもふさわしい特別なものです。きっとあなたと大切な人を豊かにしてくれることでしょう。
■ 誕生石でセレクトメイドできるファミリージュエリーはこちら
3 Jewel Family Necklace