【厄年のお守り】女性の厄除けに効果的なパワーストーンや誕生石の選び方とは
パワーストーンは、美しさだけでなくその持つ力により、人々を守る「お守り」として古来より愛されてきました。
特に日本では「厄年」や「厄除け」といった概念が深く根付いており、古くから着物や真珠を厄除けの役割を果たしていました。最近では、厄除けのお守りに誕生石やパワーストーンが用いられることが増えました。
この記事ではその厄年、厄除けとパワーストーンの関連性に焦点を当て、お守りとしてどのようにパワーストーンを選べば良いのかを詳しく解説します。
「厄年」「厄除け」「厄祓い」の考え方
パワーストーンについて知る前に、まずは「厄年」「厄除け」の考え方から見ていきましょう。平安時代の昔から、日本には「厄年」という考え方がありました。この「厄年」は、一般的に、「人生のうちで災いが起こりやすい年」と解釈されています。そしてそのような厄を祓うために、「厄除け」という考え方が生まれました。
厄年といわれる年齢は、男女ともにライフスタイルや体調に大きな変化が起きやすい年であるため、「この時には物事の判断を慎重にしなさい」という警告の意味が強かったとも考えられています。ちなみに男性の厄年は数え年の25歳/42歳/61歳、女性の厄年は数え年の19歳/33歳/37歳/61歳です。
パワーストーンの選び方
上記で述べた「厄除け」の手助けとなるものとして、「お守り」が挙げられます。人々は昔から災いから身を守り、健やかに生きていけるようにと、信仰の対象を身に着けてきました。宗教への帰属意識が薄れた現在でも、その考え方に変わりはありません。そして、その「お守り」のうちのひとつとして、「パワーストーン」があります。
自然にはぐくまれて生まれるパワーストーンは、古今東西でお守りとして使われてきました。厄年の厄除けを考える際に、パワーストーンは心強い味方となってくれるでしょう。 ただ、パワーストーンは非常に数が多く、「何を基準にして選んだらいいか分からない」という人もいるでしょう。
そのような場合は、下記の3つの基準から選んでみてください。
- 誕生石から
- 好きな色から
- 願い事から
- 直感から
それぞれ見ていきます。
誕生石から
宝石には、「誕生石」という考え方があります。月ごとで、その月を象徴する宝石が決まっているのです。たとえば4月ならダイヤモンド、10月ならピンクトルマリン……といったものです。
誕生石は、その月に生まれた人と深い関わりを持つ宝石です。また、ほかのパワーストーンと組み合わせることで、そのパワーストーンと持ち主の相性を高めてくれるともいわれています。1つの月に複数の誕生石が設定されていますので、お好みに合わせてお選びいただけます。
関連記事:【誕生石の特徴】世界中で人気のある宝石の価値や歴史、取り扱い方法など、12の誕生石を徹底解説
好きな色から
パワーストーンはお守りであると同時に、服飾品としての性質も持ちます。そのため、「好みの色」で選ぶのもひとつの方法です。 パワーストーンには数多くの色・種類がありますから、好みの色を見つけるのも難しくはないでしょう。 また、自然から採取されるパワーストーンは、同じ種類の石であっても、色が微妙に異なります。
関連記事:パーソナルカラーで選ぶ宝石12選!春・夏・秋・冬タイプ別の似合う色のジュエリーとは
願い事から
パワーストーンは厄除けの効果を持っています。また、パワーストーンには個別にその意味が定められています。たとえば恋愛運を高める石として「情熱的な愛」「愛の炎」を意味するルビーがありますし、人間関係を良くするとされている石としてアクアマリンが挙げられます。
このように「自分の今の願い事は何か」「今の自分に必要なものは何か」で、パワーストーンを選んでいくのもよいでしょう。
なおパワーストーンは、いくつか組み合わせて身に着けても構わないものです。「誕生石」のところで紹介したように、誕生石とほかの石を組み合わせることで、「ほかの石」と持ち主の相性も良くなると考えられています。
関連記事:【パワーストーン】お守りにおすすめ!効果のある組み合わせを願いごと別に徹底解説
直感から
パワーストーンはその性質上、「直感で選ぶこと」も推奨されているものです。「直感」は根拠がなかなか示しにくいものではありますが、根拠がなくても「自分はこれが良いと感じた!」というものは、持ち主と深い縁で結ばれていると考えられていて、持ち主をより強く守ってくれると信じられています。
厄除けにぴったりのパワーストーン3選
上記を踏まえたうえで、「それでは厄除けにぴったりのパワーストーンは何か」について考えていきましょう。上で述べた通り、パワーストーンは明確な「正解」があるものではありませんが、迷っているのならば下記の選択肢を選んでみるのもよいものです。 ・ダイヤモンド ・ペリドット ・ルビー ひとつずつ見ていきましょう。
【ダイヤモンド】「不変」の意味を持つ宝石の王様
「ダイヤモンド」は、パワーストーンのなかでももっとも知名度の高いものです。だれもが知る有名な宝石であり、非常によく「宝石の王様」と評されています。 ダイヤモンドはその硬さや美しさから、「永遠」「不変」のシンボルとされてきました。
特に「ダイヤモンドをカットすること」ができなかった時代においてはこの傾向が顕著で、ダイヤモンドを持つことで人は悪や病気、死から身を守ることができると考えられていました。「無敵」を意味する石でもあり、戦場で戦う兵士のお守りともなったダイヤモンドは、まさに厄除けのための宝石だといえるでしょう。
関連記事:【ダイヤモンドの歴史】永遠の美を象徴するダイヤモンドの起源から伝説、意味まで解説
【ペリドット】「太陽」「平和」を意味する石
橄欖石(かんらんせき)という和名を持つペリドットは、非常に美しい緑色を讃える宝石です。この緑色は石の中に含まれた鉄分由来ですが、古代の人々はペリドットを「太陽を象徴する石だ」と考えていました。ちなみに古代エジプトでは特に大切にされ、太陽神として崇め奉られていたとされています。
夜でも昼でも変わらない美しさを持つペリドットは、人にポジティブなエネルギーをもたらしてくれると信じられています。
【ルビー】スピリチュアルジュエリーとして前向きな気持ちをもたらす石
宝石の考え方のひとつとして、「スピリチュアルジュエリー」というものがあります。これは、「持ち主に強いエネルギーを与えて、持ち主をサポートしてくれる宝石」という意味です。ルビーはそのようなスピリチュアルジュエリーのうちのひとつに数えられています。 真っ赤な光を讃えるルビーは、「自信」「ポジティブ」を与える宝石としてたたえられています。
インドでは特に魔除けの効果のあるお守りとして重宝されてきました。また、宝石言葉として「生命力」を持っているため、30代以降が選ぶ厄除けのパワーストーンとしては特に相性の良いものだといえます。
関連記事:ルビーの石言葉や意味とは?7月誕生石のお守りや魔除けにも人気の愛の宝石を徹底解説
まとめ
宝石は美しいだけではなく、古くから人々を守る力があると信じられ、多くの人々にとって心強さをもたらしてきました。 ERILISSでは、大切な人を思う心を形にしたい方々へ、それぞれのパワーストーンや誕生石をセレクトしてカスタマイズできるジュエリーを提供しています。
家族の絆を象徴するファミリージュエリーは、お子様やパートナー、大切な人への贈り物として特別な意味を持つでしょう。自身や大切な人の誕生石を選ぶことで、その人を思う気持ちと、誕生石の持つ特別なメッセージが一つのジュエリーに込められます。
大切な人を思う行為そのものが、人を守る力につながるのです。ERILISSのジュエリーで、その思いを形にしませんか?ご自身や大切な人のために、最適な誕生石を選び、人生に彩りを加えてみてください。
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