結婚3周年の記念日は何婚式？革婚式の意味や思い出に残る過ごし方、おすすめのプレゼントとは

吉木大雄·September 29, 2024

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結婚3周年を迎える夫婦は、夫婦としての生活にもすっかり慣れ落ち着いてきた頃。妊娠やお子さんの誕生を経験して、家族として新しいステージを迎えているご夫婦も多いのではないでしょうか。そんな結婚3年目の記念日は「革婚式」と言って、革製品を贈り合うのが通例となっています。

今回の記事では、革婚式に贈りたいプレゼントや、思い出に残るおすすめの過ごし方を紹介します。3回目の結婚記念日をどうお祝いするべきか、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

なお、他の結婚記念日はこちらに一覧で詳しく紹介しています。ぜひご参考にしてください。▶︎結婚記念日の名前一覧表｜周年ごとの意味やおすすめプレゼント・英語の呼び方も紹介

3回目の結婚記念日は何婚式？

結婚記念日には結婚1周年から15周年までは毎年、15周年以降は5年ごとに、結婚年数に応じて「〇〇婚式」という名前が付いています。結婚25周年の銀婚式や50周年の金婚式は、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

それぞれの結婚記念式名は年数を象徴する素材の名前で、1周年の紙婚式から70周年のプラチナ婚式まで、年数を重ねるごとにより柔らかいものから硬いものへ、安価なものから高価なものへと格が上がっていきます。

結婚して3回目の記念日である結婚3周年は、「革婚式」（かわこんしき）と呼ばれています。

英語では「Leather Wedding」

英語では「革婚式」を「Leather Wedding」と呼んでいます。欧米では古くから、革婚式に夫婦がお互いに革製品を贈り合うのが慣わしとなっています。

「革婚式」に込められた意味

結婚3周年を迎える頃は新婚期の熱愛も冷め、お互いの嫌なところが目についたり、結婚生活をマンネリに感じたりしやすい時期です。

「魔の結婚3年目」とも呼ばれるぐらいで、実際に結婚生活の危機に直面する夫婦は少なくありません。結婚3年以内で離婚してしまうことを「スピード離婚」と呼びますが、離婚した夫婦の約2割は、結婚3年以内に離婚するスピード離婚カップルだそうです。

逆に言えば、結婚3周年を無事に迎えられた夫婦は結婚生活が末永く続く可能性が高いということ。結婚3周年を象徴する革は、耐久性、柔軟性、弾力性に優れた丈夫な素材で、きちんと手入れをして丁寧に扱えばいつまでも美しい状態を保ちます。

新品の時は硬くて使いにくかった革も、使い込んでいくうちに柔らかく手肌に馴染み、色艶が増して美しく経年変化していきます。

お互いの嫌な部分が目につき始める時期だからこそ、夫婦で革製品を贈り合うことで「革のように粘り強く、困難を耐え抜こう」という願いが込められているのです。

3回目の結婚記念日って何するの？思い出に残るお祝い方法を紹介

結婚3周年を迎える夫婦。新婚生活の新鮮さは薄れ、時には喧嘩をすることもあるでしょう。お子さんが誕生して、パパとママとして慣れない子育てに奮闘している夫婦も多いかもしれません。

結婚3周年の記念日は、3年間の結婚生活を振り返る良いチャンスです。夫婦の絆がより深まるように、結婚記念日をお祝いしましょう。

ふたりでデート

結婚3年目ともなると、家にいれば一緒に過ごせるのだからと、わざわざ外でデートすることは少なくなったというご夫婦も多いでしょう。結婚記念日には、新婚気分を取り戻してデートに出かけてみませんか？

普段よりも少しおしゃれして、映画館や美術館に行ったり、素敵なレストランでお食事をしたりしてみましょう。アクティブな夫婦なら、テーマパークや遊園地で思いっきり遊んだり、サップやツリートレッキングなどのアウトドアレジャーに挑戦したりするのもおすすめです。

ホテルでお泊り

結婚3周年は、前述したように倦怠期が訪れやすい時期。夫婦としての生活が落ち着いてくる一方で、一緒にいるだけでドキドキするような新婚当初の気分はすっかり薄れてしまったのでは？

そんな時期だからこそ、ホテルでのお泊りが新鮮です。週末の1泊2日だけでも、新婚旅行気分でお泊りに出かけてみませんか？露天風呂付きのお部屋がある温泉旅館や、夜景の美しいシティホテルなどで、夫婦の絆を深めましょう。

手料理とケーキを用意して自宅でお祝い

既にお子さんを迎えているご夫婦の場合、子連れで素敵なレストランで外食をしたり、子どもを預けてデートしたりするのは難しいかもしれません。そんな場合は、自宅で記念日をお祝いするのも良いでしょう。

いつもより少し手の込んだ手料理を作ったり、メッセージプレート付きのケーキを用意したりして、自宅でのアニバーサリーディナーを楽しみましょう。

テーブルコーディネートにこだわったり、メインの照明を落として間接照明にしたり、しっとりとしたジャズやクラシックをかけたりすれば、おうちディナーでも高級レストランのようなムードを演出できますよ。

結婚3周年の結婚記念日に贈りたいプレゼント

結婚記念日のプレゼントは結婚年数×1万円が相場と言われており、結婚3周年では1万円〜3万円ぐらいのものを贈り合う夫婦が多いようです。もちろん結婚記念のプレゼントは金額ではなく、心を込めて選んだ品であることが大切です。

しかし、「何を選べば良いのか迷ってしまう」「みんなはどんなものをプレゼントに選んでいるんだろう」という方のために、結婚3周年の記念日に妻や夫へ贈りたいプレゼントのアイデアを紹介します。

革婚式にちなんだ革製品

結婚3周年は革婚式で、欧米では革製品を贈り合うのが慣わしです。革製品はお手入れをして大切に使っていけば、色艶を増して美しく育てることが可能です。長く大切に使い続けててもらえるように、上質の革を使った定番スタイルのアイテムを選びましょう。

妻へのプレゼントなら革製の財布やハンドバッグ、夫へのプレゼントなら革製の名刺入れやビジネスバッグなどがおすすめ。また、革を使ったキーチェーンやカードケースなどの革小物を、夫婦で揃えるのも素敵です。

モダンギフトはクリスタルやガラス製

結婚3周年の伝統的なプレゼントは革製品ですが、現代の生活に合わせたギフトとしてクリスタルやガラス製のアイテムを贈る方もいます。夫婦二人で乾杯するためのワイングラスやシャンパングラス、日本酒が好きな夫婦なら涼やかなガラス製の酒器などを揃えてみてはいかがでしょうか？

また、二人の写真を飾るクリスタル製のフォトスタンドや、記念日の花束を飾れるガラスの花瓶などもおすすめです。

花束を贈るならヒマワリのブーケがおすすめ

結婚記念日に夫から妻へ贈るプレゼントの定番と言えば花束です。結婚の年数によってプレゼントする品や宝石が異なるように、「結婚年数を象徴する花」もあります。

結婚3周年を象徴する花は、太陽に向かって力強く咲くヒマワリ。ヒマワリの太くて力強い茎は夫婦関係の強固な基盤を表し、黄金色の花びらは常に家庭を明るく照らす光を表していると言われています。結婚3周年にはヒマワリを取り入れた花束を贈ってみてください。

結婚3周年の記念日に妻へ贈りたいジュエリーとは？

結婚記念日には妻へジュエリーを贈りたいという男性も多いですよね。ジュエリーはいくつあっても嬉しいもの。特に愛する夫が選んでくれたジュエリーなら、大切に身に着けたいという女性が多いでしょう。

結婚3周年のプレゼントの相場は1〜3万円程度ですが、ジュエリーを贈る場合は少し予算を増やす男性も多いよう。結婚2周年に妻へ贈りたいジュエリーのアイデアを紹介します。

宝石で選ぶならトルコ石

結婚記念式と同じように、結婚記念日には結婚年数ごとにアニバーサリーストーンが決められています。

結婚3周年のアニバーサリーストーンは、爽やかな青緑色系をした不透明な半貴石のトルコ石です。トルコ石は古代中国、エジプト、アステカなどで装飾品として使われており、幸運を呼び寄せる強いエネルギーを秘めた石と信じられていたパワーストーンです。

トルコ石の石言葉は「幸福」「成功」「繁栄」「旅の安全」など。人と人の絆を強めてくれる特徴から「人と人をつなぐ石」とも呼ばれています。結婚3周年を迎えた妻には、夫婦の絆を深め家族に幸福が訪れるようにとの願いを込めて、トルコ石のジュエリーを贈りましょう。

革を使ったアクセサリー

革婚式にちなんで革を使ったアクセサリーを選んでみてはいかがでしょうか。レザーストラップのブレスレットや、革をアクセントにしたイヤリングなど、カジュアルでナチュラルな雰囲気のファッションを好む女性にはおすすめです。

革製のブレスレットやネックレスは男性でも身に着けやすいので、革婚式の記念にペアで揃えても素敵です。

家族の誕生石をあしらったジュエリー

結婚3周年ともなると、お子さんを迎えるご家族も増えてきます。夫婦のみの新婚期間が終わり、長い子育て期間が始まります。家族としての新しいステージを迎えつつある時期だからこそ、家族の絆を象徴するジュエリーがおすすめ。

夫婦の誕生石の真ん中にお子さんの誕生石を入れたジュエリーは、お子さんを中心に支え合う夫婦のイメージと重なります。結婚3周年には、ぜひ誕生石ジュエリーを検討してみてください。

結婚記念日のプレゼントやお花に添えたいメッセージ

普段の生活で、夫や妻に対する感謝や愛情を素直に表現できているという方は少ないのではないでしょうか？

欧米では誕生日や記念日にプレゼントを用意する時に、必ずと言ってよいほどメッセージカードを添えます。メッセージカードには、パートナーへの感謝や愛情を手書きのメッセージにして書きしたためます。

結婚3周年記念に花束やプレゼントを贈る時には、メッセージカードを添えてみませんか？

しかし、いざ結婚記念日にメッセージを送ろうと思っても、どんなメッセージを書けば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで、結婚3周年記念に送るメッセージの例文を紹介します。

なお、結婚記念日のメッセージの書き方についてはこちらでも詳しく紹介しています。▶︎結婚記念日に妻へ贈りたいメッセージカード｜短い英語メッセージから年代別の書き方までご紹介

妻に伝えたい結婚3周年のメッセージ例

「今日は3年目の結婚記念日ですね。3年前の結婚式で誓った「愛」は、今もずっと変わりません。僕の奥さんになってくれて本当にありがとう！」

「僕たちの結婚記念日に乾杯。普段は忙しくてなかなか二人でゆっくり過ごせないけれど、今年も結婚記念日を一緒にお祝いできて嬉しいです」

「○○が生まれてから初めての結婚記念日ですね。無事に○○を生んでくれて、本当にありがとう。二人のことをずっと愛して、守っていきます」

普段なら気恥ずかしくて口にできない「愛してる」「ありがとう」「幸せだな」などの直球の言葉も、結婚記念日だからこそ伝えてみましょう。

夫に伝えたい結婚3周年のメッセージ例

「結婚3周年、おめでとう！子育てや仕事で忙しい毎日だけど、〇〇君と毎日一緒にいられて幸せです。これからもよろしくね。」

「結婚してからの3年間、いろんなことがあったね。これから先もずっと、楽しいことも苦しいことも○○君と一緒に乗り越えていきたいです」

「結婚3周年は革婚式。これからも二人で力を合わせて、革のように粘り強く、素敵な家庭を築いていきましょう」

妻から夫へ、普段はなかなか伝えられない感謝やねぎらいの言葉を素直に書きしたためましょう。

日本語だと気恥ずかしい場合は、簡単な英語で伝えるのも◎

「愛してる」「大好きだよ」などの言葉を、日本語で書くのはどうも照れ臭いという方もいるでしょう。そんな場合は、英語でメッセージを書いてみてはいかがでしょうか？

「Three years in and a lifetime to go. You are the love of my life. Happy 3rd wedding anniversary」〈結婚から3年、まだまだ長い人生を一緒に歩んでいきましょう。君は僕の運命の人です。3周年おめでとう！」

「As we celebrate another year together, I am reminded of how lucky I am to have you in my life. Happy anniversary.」〈今年もまた素敵な記念日を迎えられて、あなたが私の人生の伴侶であることを幸せに感じます。結婚記念日おめでとう！〉

日本語にすると気恥ずかしいストレートな表現も、英語でなら書きやすいかもしれません。