ダイヤモンドの石言葉を色別に紹介!歴史や贈る意味・スピリチュアルな意味合いも解説
宝石のなかでも特に高い知名度を誇るダイヤモンド。光が瞬くような輝きに永遠の愛を誓い、ダイヤモンドを大切な人への贈り物にするケースも少なくありません。しかし、ダイヤモンドにはさまざまなカラーがあり、それぞれに石言葉が違うことをご存知でしょうか。
この記事では、ダイヤモンドの石言葉を色別に紹介します。合わせて、ダイヤモンドにまつわる歴史や大切な人に贈る意味、スピリチュアルな効果についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ダイヤモンドってどんな宝石?
ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビーの4つの宝石は、人間の歴史にも深く関わり世界的に高い知名度を持つことから「世界四大宝石」とも呼ばれています。まずは、世界四大宝石のひとつ・ダイヤモンドがどのような宝石なのか解説します。
地球上で1番硬い鉱石
ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱石です。その硬度を活かして医療分野や工業分野でも機器の製造材料として用いられていることをご存知でしょうか。
炭素のみで構成され地球上で最も硬い鉱石であることは事実ですが、ダイヤモンドは炭素原子の配列に沿って力を加えた場合、簡単に割れてしまうことがあります。地球上で1番硬い鉱石だからといって絶対に割れない訳ではないため、取り扱いは丁寧に行う必要があるでしょう。
さまざまなカラーがある
ダイヤモンドと言えば透明で七色に輝く宝石をイメージする人が少なくありません。しかし、ダイヤモンドは炭素原子が何らかの影響を受けた場合、さまざまな色に発色することがあります。それが、カラーダイヤモンドと呼ばれる色付きのダイヤモンドです。
カラーダイヤモンドにはさまざまなバリエーションがあり、偶然生まれた天然ものから、放射線を照射して人工的に着色したものまで種類も豊富にあります。
ダイヤモンドの主要な生産国
ダイヤモンドの主要な生産国は以下の4国です。
- オーストラリア
- コンゴ
- ボツワナ
- ロシア
特に、ボツワナでは高品質のダイヤモンドが採掘されており、世界的にも高い評価を受けていることで有名です。約20カ国で年間約1億カラットが採掘されていると言われ、世界中に輸出されています。
ダイヤモンドの価値を決める4Cとは
ダイヤモンドの価値は国際的な規準によって以下の4つの要素によって定められています。
- Carat(重さ)
- Cut(輝き)
- Color(色)
- Clarity(透明度)
ダイヤモンドの国際基準は頭文字をとって4Cと呼ばれることもあります。国際的な規準が生まれたのは1940年です。それまで多様であったダイヤモンドの価値を明確な規準によって定め、正当な評価の元取引するためにGIA(米国宝石学会)4Cを定めました。4Cはそれぞれ数値化され、鑑定書などにダイヤモンドの価値として記載されます。
■関連記事:【天然ダイヤモンドの価値】合成ダイヤモンドの影響、ダイヤモンドの4Cや選び方も解説
ダイヤモンドに関する歴史と由来
ダイヤモンドは人類の歴史と深い関わりを持つ宝石です。続いて、ダイヤモンドの歴史や名前の由来についてみていきましょう。
最古のダイヤモンドは古代紀元前に発見されている
ダイヤモンドの最古の歴史は、古代紀元前4世紀頃に遡ります。インドのマハーバーラタという書物にダイヤモンドに関する記載があり、世界最古のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」についての記載があります。
インドでダイヤモンドが発見されて以降、1700年代中頃まではインドがダイヤモンドの一大産出国でしたが、今や世界中に鉱脈が見つかり各国で採掘されています。現在の最大産出国はロシア、続いてボツワナ、カナダ、コンゴ民主共和国などが、ダイヤの産出国として有名です。
ダイヤモンドの名前の由来は「無敵」
ダイヤモンドの名前のルーツは、ギリシャ語のAdamas(無敵、不屈のという意味)であるという説が有力です。地球上で最も硬い鉱物であるダイヤモンドは、発見された後も長らく加工ができなかったため、なにものにも征服されない鉱物と言われて来ました。最初にAdamasと呼ばれたのも、ダイヤモンドの性質からであると考えられます。また、ダイヤモンドの眩い輝きは悪いものを寄せ付けないとされ、戦士や王族のお守りなどに用いられていたそうです。
■関連記事:【ダイヤモンドの歴史】永遠の美を象徴するダイヤモンドの起源から伝説、意味まで解説
【誕生石】ダイヤモンドは4月生まれの守護石
誕生石とは、12ヶ月それぞれの月にちなんだ宝石です。自分の生まれた月の誕生石を持つと宝石の持つ加護の力が得られると言われています。ダイヤモンドは4月の誕生石です。4月生まれの人がダイヤモンドを身に付けることで、石言葉にちなんだ加護を得られると考えられています。
また、4月の誕生石にはダイヤモンドの他に、モルガナイトがあります。モルガナイトの石言葉は「愛情」「清純」「女性らしさ」など。見た目や石言葉から好みの誕生石を選んでみてはいかがでしょうか。
■ 関連記事:【誕生石の特徴】世界中で人気のある宝石の価値や歴史、取り扱い方法など、12の誕生石を徹底解説
【カラー別】ダイヤモンドの石言葉
一般的にダイヤモンドの石言葉には以下のものがあります。
- 変わらぬ愛
- 清純
- 無垢
- 純愛
- 不変
絶対的な硬度を持ち、他の鉱石に傷付けられないダイヤモンドならではの石言葉が多いですね。ダイヤモンドはカラー別にもさまざまな石言葉があります。カラーダイヤモンドを選ぶ際には、それぞれの石言葉にも注目してみてください。
ピンクダイヤモンドの石言葉
淡いピンク色で女性への贈り物として選ばれるピンクダイヤモンドは「完全無欠の愛」という石言葉を持ちます。完全無欠とは、非の打ちどころのないさまを表します。ピンクダイヤモンドを贈ることで、欠けることのない全身全霊の愛を捧げるという強い想いを伝えられるでしょう。
イエローダイヤモンドの石言葉
鮮やかな色味が人気のイエローダイヤモンドは、ネックレスやピアス、カフスボタンなどさまざまなアイテムに用いられます。その石言葉は「自信」と「富」です。自分に自信を持ち富を得るという意味を持って、ビジネスのお守りとして身に着けている人も少なくありません。
ブルーダイヤモンドの石言葉
爽やかで上品な色合いを持つブルーダイヤモンドの石言葉は「永遠の幸せ」「幸福を願う」です。親から子どもへ贈られることも多く、贈る相手の幸せな未来を願う気持ちが伝わりやすいでしょう。
ブラックダイヤモンドの石言葉
シックで洗練された輝きが男性に特に人気のブラックダイヤモンド。石言葉は「成功」「永遠の強さ」です。イエローダイヤモンドと同じく、ビジネスのお守りに選ばれる宝石でもあり、仕事を頑張りたい人や一途に打ち込んでいるものがある人への贈り物にぴったりでしょう。
ホワイトダイヤモンドの石言葉
ダイヤモンド特有の輝きと透明感を持ちながらも、柔らかく包み込むような色合いのホワイトダイヤモンドは、特に結婚や婚約の贈り物として人気の宝石です。その石言葉は「純潔の愛」。これほど、結婚や婚約に最適な石言葉を持つ宝石はないでしょう。
ダイヤモンドを身に付けるスピリチュアル効果
宝石にはさまざまな力が宿ると言われています。ダイヤモンドは悪い物から守護する力や想い・意思の力を増幅させる効果が期待できるでしょう。その他にも、ダイヤモンドの持つスピリチュアルな効果には以下のようなものがあります。
- 困難を乗り越えられる
- 願いを叶えてくれる
- 良い縁を結んでくれる
- パートナーと強い絆を結べる
ダイヤモンドのスピリチュアルなパワーは、老若男女問わずさまざまな人に恩恵をもたらしてくれるでしょう。
ダイヤモンドを大切な人に贈る意味
ダイヤモンドの不変性と眩い輝きは「永遠に変わらない絆」を意味していると考えられています。そのため、婚約指輪や結婚指輪に用いられることが多く、「永遠にあなたを愛し続ける」という意味を持って贈られる宝石です。また、ダイヤモンドには悪い物から持ち主を守護する力が宿ると言われているため、大切な人を厄災から守るお守りという意味で贈るケースもあります。
ダイヤモンドを贈るのに最適なイベント
さまざまなパワーを秘めたダイヤモンドは、人生の節目で大切な人に贈る宝石です。最後に、ダイヤモンドを贈る際に最適なイベントを4つご紹介しましょう。
婚約指輪や結婚指輪
ダイヤモンドは婚約指輪や結婚指輪にあしらわれる定番の宝石です。変わらぬ愛を誓う宝石として、これほど婚約指輪や結婚指輪に最適な宝石は他にないでしょう。仕事柄、結婚指輪を付けられない人にはダイヤモンドをしらったネックレスを贈るのもおすすめです。上品で洗練された印象を与えるダイヤモンドのネックレスは、セレモニーから普段使いまでシーンを選ばず身に着けられます。
出産祝いの贈り物
出産という女性の一大イベントをやり遂げた妻への愛と感謝の贈り物としてもダイヤモンドがおすすめです。新しく誕生した我が子を含めた家族が永遠の絆で結ばれることをダイヤモンドの石言葉が表してくれます。
子どもが生まれるとお宮参りや七五三、入園、卒園などさまざまなセレモニーがあります。ダイヤモンドはセレモニーアクセサリーとしても最適です。子どもの成長を見守るアクセサリーとして、共に家族の歴史を歩んでくれることでしょう。
■ 関連記事:プッシュギフト・ベビーリングを徹底解説!家族の絆を深める誕生石のファミリージュエリーとは
4月の誕生日プレゼント
4月の誕生石であるダイヤモンドは、お誕生日プレゼントとして選ばれる方も多いです。特に、成人を迎える18歳のお誕生日や20歳、30歳など節目となるお誕生日に特別感を演出してくれます。
結婚60年目のダイヤモンド婚式
ダイヤモンドは結婚記念日の贈り物としても選ばれる宝石です。特に、結婚60周年はダイヤモンド婚式とも呼ばれ、ダイヤモンドが長寿と繁栄を表します。これまでの長い時間と同じよう、これからも変わらぬ愛を誓う気持ちをダイヤモンドに込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
変わらぬ輝きと想いを伝えるダイヤモンド
何ものにも屈せず不変の誓いを表すダイヤモンドの石言葉について紹介してきました。光の瞬きのような美しさに、これまでも多くの人々が魅了されてきた宝石です。地球上でダイヤモンドを削る物質はダイヤモンドだけ。そんな性質から、揺るがない強い愛や想いを伝える宝石として「純愛」「変わらぬ愛」などの石言葉が付けられています。
今回紹介したように、カラーダイヤモンドにはさらに色ごとの石言葉があるため、贈る相手にぴったりのダイヤモンドを探してみてはいかがでしょうか。
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