【誠実さを表す宝石】サファイアの石言葉を色別に解説！名前の由来やカラーについても紹介
鮮やかで深い青色が魅力のサファイア。実は、「サファイアは青色だけではない」ということをご存知でしょうか。サファイアにはさまざまなカラーが存在し、それぞれに違った石言葉や魅力があります。
大切な人にサファイアを贈りたいけれど、ブルー以外の色味の宝石を選びたいと考えている人は、カラーサファイアの石言葉もチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事では、サファイアの石言葉について解説しています。石言葉はカラーごとに詳しく解説。ルビーとの違いやスピリチュアルな意味についても分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サファイアって何色？どんな宝石？
サファイアは世界四大宝石のひとつで、コランダムと呼ばれる鉱石からとれる宝石です。澄み渡った空のような青色の宝石をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、実はサファイアは青色だけではありません。 最初に、サファイアという宝石の特徴やカラーについて解説します。
サファイアとルビーは同じ宝石？
サファイアの原石であるコランダムは酸化アルミニウムの結晶です。一見ただの岩のようにも見えますが、研磨すると美しい宝石となります。 純粋なコランダムは無色透明ですが、結晶化する際にイオンが混入することでさまざまなカラーになるのが特徴です。そのうち、赤色になるとルビー、赤色以外の色になるとサファイアと呼ばれます。 つまり、鉱物として見るとサファイアとルビーは同じ宝石と言えるでしょう。
■ 関連記事：ルビーの石言葉や意味とは？7月誕生石のお守りや魔除けにも人気の愛の宝石を徹底解説
サファイアの名前の由来
サファイアの代表的なカラーは青色です。そのため、青色であることに名前の由来を持ち、青い石という意味のラテン語「sapphirus（サッピールス）」が語源であるという説があります。 しかし、昔はラピスラズリなどを含む青い石全てをサファイアと呼んでいたという説もあり、宝石としてサファイアが認識されたのは科学が発展した後のことです。 和名においても鋼玉（こうぎょく）、蒼玉（そうぎょく）と呼ばれ、青色に由来した名前がつけられています。
サファイアにはさまざまなカラーがある
コランダム属の鉱石からとれる赤色以外の宝石は全てサファイアに分類されます。ピンク、バイオレット、グリーンなどサファイアにはさまざまなカラーがあり、中には希少価値が高いとされるカラーサファイアもあります。
特に希少と言われているのが、コーンフラワーブルーのサファイアです。コーンフラワーブルーは鮮明で深いなかにも優しさを感じる至極の青と言われ、インドとパキスタンの国境付近にあるカシミール地方で初めて発見されました。また、希少なサファイアとして外せないのがパパラチアサファイアです。ピンクとオレンジを混ぜ合わせたような温かみのあるカラーサファイアで、スリランカやマダガスカルで発掘されることが比較的多い傾向にあります。
聖職者にも愛された宝石・サファイア
サファイアは古くから聖なる力が宿る宝石として崇められてきました。特に、神の恩恵、慈愛、精神の再生などの象徴とされ、哲学者や聖人が身に付ける宝石と考えられていたそうです。 サファイアのもつ浄化の力は、神の慈愛の力を宿していると考えられていました。そのため、聖職者はサファイアの指輪を嵌めた手で信者に触れることで、神の慈愛を信者に届け苦しみから開放していたと言われています。
9月の誕生石はサファイア以外にもある
自分の誕生月を司る宝石を身に付けることで、加護を得られると言われる誕生石。サファイアは9月生まれの人に加護を与える宝石とされています。
しかし、9月の誕生石はサファイアだけではありません。ややピンクがかった神秘的な色合いが魅力のクンツァイトも9月の誕生石のひとつです。実は、クンツァイトは2021年に誕生石として認定されたため、9月の誕生石であることを知らなかったという人も多いかもしれません。「無償の愛」「純粋」「可憐」などの石言葉を持つクンツァイト。9月の誕生石を探す際には、サファイアやクンツァイトなどを検討してみるとよいでしょう。
■ 関連記事：【誕生石の特徴】世界中で人気のある宝石の価値や歴史、取り扱い方法など、12の誕生石を徹底解説
サムシングブルーの贈り物としてサファイアが人気
サムシングブルーは、ヨーロッパに古くから伝わる結婚に関するジンクスのひとつです。結婚式の際、花嫁が青いものを4つ身に付けることで幸せになれると信じられています。 一般的に花嫁は純潔を示す純白のウェディングドレスを身にまといますが、そのなかに誠実さを示す青いものを身に付けることで、心から真実の愛を誓う気持ちを表すそうです。 青い宝石として広く知られているサファイアは、サムシングブルーのアイテムとして選ばれています。ネックレスやイヤリングなどにサファイアを用いたものを選ぶ花嫁も少なくありません。
サファイアの石言葉
サファイアの石言葉は一般的に「誠実」や「平和」などがありますが、厳密に言うとカラー別に石言葉が分かれています。 続いては、サファイアのカラー別に石言葉を紹介していきます。
ブルーサファイア
ブルーサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 誠実
- 冷静
- 博愛
- 守護
パパラチアサファイア
パパラチアサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 信頼
- 慈愛
- 決断
- 一途な愛
ピンクサファイア
ピンクサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- かわいらしさ
- 愛嬌
- 母性本能
バイオレットサファイア
バイオレットサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 神秘
- 高貴
- 知性
ホワイトサファイア
ホワイトサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 聖なる力
- 輝く知性
グリーンサファイア
グリーンサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 慈愛
- 知性
- 純潔
イエローサファイア
イエローサファイアの石言葉には以下のものがあります。
- 真実
- 目標達成
- 行動
サファイアの持つスピリチュアルな効果とは
サファイアはスピリチュアルな力が宿る宝石としても知られており、パワーストーンとして身に付ける人も多いです。
特に、集中力や直感力を高めてくれる効果が期待でき、物事を冷静に処理していきたいという人に向いているでしょう。また、目標を達成するための強い力を宿す宝石とも言われているため、これから何かに挑戦する人はサファイアを身に着けてみるのがおすすめです。その他、感情の昂ぶりを鎮めて心穏やかに過ごせるようになることから、ヒーリング効果も期待できるといわれています。
サファイアを贈る際におすすめのイベント
サファイアは聖なる力を宿すと信じられてきたことから、古来より大切な人・守りたい人に贈られる宝石とされています。 最後に、大切な人にサファイアを贈る際にぴったりのイベントを3つご紹介します。
成人式
成人になると、これまで親の庇護下にいた子どもが社会的に大人として認められます。今後、自立していくなかで親の目の届かない場所で自分の人生を切り開いていくことになるでしょう。 そんな子どもに対して、いつまでも見守っているよという気持ちを伝えられるサファイアは適切な贈り物です。娘ならネックレスやリング、息子ならネクタイピンなど常に身に着けられるようなアイテムにして贈ってみてはいかがでしょうか。
誕生祝い
守護の石言葉を持つサファイアは、新しい命の誕生を祝うのにおすすめの宝石です。生まれた赤ちゃんの輝かしい未来を守ってくれるようにと、サファイアをファーストジュエリーとして贈るケースも増えています。 赤ちゃんの間は身に付ける機会は少ないですが、大人になっても身に着けられるジュエリーなら思い入れの深い品となって長く愛してもらえるでしょう。
■ 関連記事：プッシュギフト・ベビーリングを徹底解説！家族の絆を深める誕生石のファミリージュエリーとは
結婚祝い
サムシングブルーにちなんで、結婚祝いとしてサファイアをあしらったものを贈るのもおすすめです。特に、これから新たな家庭を築いていく娘様への贈り物などに選ばれる方が多くいらっしゃいます。 幸せな結婚生活を送れるよう、そして結婚しても家族の絆は途切れないことを宝石に込めて伝えてみるのはいかがでしょうか。
誠実さを示すサファイアで真心を伝えて
誠実さや慈愛を表す石言葉を持つサファイアについて紹介してきました。守護宝石としての意味も強く、大切な人に真摯な気持ちを伝える際にはぴったりの宝石であることもお分かりいただけたでしょうか。
サファイアを使ったジュエリーを大切な人に贈る際には、ERILISSのセレクトメイドジュエリーがおすすめです。サファイアをはじめとした、さまざまな宝石の中から3つの石を選んでネックレスにできます。 シンプルで時間が経っても飽きないデザインは、一生もののジュエリーとして最適です。ぜひ、ERILISSのセレクトメイドジュエリーで大切な人へ想いを伝えてみてください。
■ 誕生石でセレクトメイドできるファミリージュエリーはこちら
３ Jewel Family Necklace
