ルビーの石言葉や意味とは?7月誕生石のお守りや魔除けにも人気の愛の宝石を徹底解説
魅惑的な赤い輝きを放つルビーは、古くからお守りや魔除け、愛を告白する際の贈り物などに用いられてきた宝石です。そんなルビーには、さまざまな石言葉があることをご存知でしょうか。
ルビーがお守りや魔除け、愛の告白などに用いられることと深く関係している石言葉。宝石の持つ意味を知れば一層思い入れが深くなることでしょう。
今回は、そんなルビーの石言葉について紹介します。
ルビーはどのような宝石?
ルビーは鮮やかな赤色が特徴的な宝石です。ルビーといえば真っ赤な石をイメージする人も多いでしょうが、実はピンクがかった明るい色のものから、深い紫のような深い色のものまで、さまざまな「赤色」があります。
日本語では紅玉(こうぎょく)と呼ばれ古くから神秘的な力が宿る宝石と考えられてきました。ルビーの赤色にはポジティブなパワーが宿ると考えられており、魔除けとして持たれていたり、勝利を導くお守りとして持たれたりもしています。
このことから、世界各国で「炎の石」「情熱の石」「勝利の石」など、いろいろな呼び方を持つ宝石です。
原産地はアジア
ルビーは上質なコランダム(宝石の原石となる鉱物のこと)を磨きあげてできた宝石です。世界的にもビルマ、タイ、インド、ベトナム、スリランカ、カンボジア、オーストラリアなどがコランダム産出国として知られています。
日本に流通しているルビーの多くも、これらの国から輸入されているものが少なくありません。 その他、マダガスカルやケニア、モザンビーク、タンザニアなどでも近年、コランダムが採掘されており、新たなルビー産出国として注目されています。
ルビーにはさまざまな言い伝えがある
ルビーは力強さや気品を感じられることから宝石の王・宝石の女王とも呼ばれ、ダイヤモンド、エメラルド、サファイアと並ぶ世界四大宝石のひとつです。
多くの人を惹き付ける魅惑的な輝きから、古来よりさまざまな力を持つ石と考えられてきました。 古代インドでは戦士のお守りとされており、ルビーを身に着けた戦士は無敵になると言い伝えられていたそうです。また、まじないにも用いられ、ルビーを身に着けていると長寿になったり水を沸かすことのできる超常的な力を得られたりするとも考えられていました。
ルビーの名前の意味
ルビーの名前が持つ意味については諸説あります。
そのひとつがサンスクリット語の「rubhir」にルーツがあるという説です。サンスクリット語の「rubhir」は血液という意味を持ち、ルビーが血のように赤い色をしていることから、その名で呼ばれるようになったのではないかと考えられています。
その他、古代ローマ時代に使われていた古典ラテン語の「ruber」が変化して伝わったと言う説もあり、「ruber」は赤を指す言葉です。ここで紹介した他にも諸説ありますが、ルビー特有の美しくも力強い赤色から、付けられた名前であるという説が少なくありません。
ルビーは7月の誕生石
誕生石とは、12ヶ月それぞれにちなんだ宝石です。生まれた月の誕生石を持つことで、宝石の持つ力による加護を受けられると考える人もいて、お守りや贈り物として自分自身や贈る相手の誕生石が選ばれています。
ルビーは7月の誕生石と言われており、誕生日プレゼントとしても選ばれることが多いです。また、誕生石は1月に1種類とは限りません。7月はルビーの他に、スフェーンも誕生石とされており、7月生まれの人は色合いや雰囲気の全く違った2つの宝石から誕生石を選ぶことができます。
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ルビーの石言葉とは?
石言葉は、宝石にちなんだ言葉です。その宝石を象徴する言葉があてられており、宝石言葉にちなんだ加護が受けられるという考え方をもつ人も少なくありません。
ルビーは多様な石言葉があることで人気です。続いて、ルビーの石言葉について紹介していきます。
メンタルに関係する石言葉
ルビーは強いエネルギーを持つ宝石と考えられており、ポジティブな石言葉が多いのが特徴です。特に勝負事に対する強さを持つ石言葉が多く、以下のようなものがあります。
- 情熱
- 勝利
- 勇気
- 威厳
- 活力
- 努力
- 集中力
ルビーは古くから力の強い人や身分の高い人など「強者」の手に渡ることが多い宝石でした。そういった背景を見ると、勝利や威厳、勇気などの石言葉がぴったりだと思えますね。
愛に関係する石言葉
ルビー輝きは燃えるような恋の炎を連想する人も少なくありません、実際に、ルビーには愛に関する石言葉も多く、以下のようなものがあります。
- 愛の炎
- 情熱的な愛
- 純愛
- 仁愛
- 深い愛
愛を象徴するような赤い輝きは強い想いを伝える宝石としても選ばれており、婚約指輪に使う宝石としてもルビーが人気です。
魔除けに関する石言葉
存在感と力強さを感じるルビーは魔除けの石として、まじないに使われることも多かったそうです。不思議な力が宿ると考えられていたことから、以下のような石言葉もあります。
- 生命力
- 抵抗力
- エネルギー
- 永遠の命
- 血液の浄化
- 精神の浄化
古代ローマではルビーを持つと長寿を手に入れられると考えられていたこともあり、生きることへの強さを感じる石言葉が多いです。
ルビーのスピリチュアルな意味は?
さまざまなパワーを持つとされているルビーは、スピリチュアルな考え方を支持する人にも強い力のある宝石として好まれています。
スピリチュアルジュエリーとしてのルビーは、自信にあふれたポジティブな考え方に導いてくれる宝石です。持っていることで、自分自身のエネルギーが高まるとも言われており、強い力を得たい人にぴったりの宝石と言えるでしょう。
スピリチュアル文化の聖地とも呼ばれるインドでは、ルビーは神聖な宝石として扱われています。インド神話に伝わる太陽神スーリヤを象徴する宝石とも考えられており、災いから持ち主を守る魔除けのお守り・アミュレットに用いられます。
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ルビーが女性のお守りとして人気の理由
古くから権力者が持つ宝石とされていたルビーですが、現代では女性のお守りとして人気です。その理由はルビーの持つ魅惑的な輝きが、女性の持つ本来の美しさを引き出してくれるからだと言われています。
美しさや優雅さ、色気を感じさせるルビーは、女性のアクセサリーに最適な宝石と言えるでしょう。一方で、ルビーには豊かな感受性を与える力があるとも考えられており、近年男性からの人気も高まっています。
特に、勝負に勝つ強さや新たなアイデアを生み出す感受性を得たいという考えから、ネクタイピンやカーフボタンなどにルビーをあしらったものを使っている人もいるようです。
ルビーを贈る際におすすめの記念日・イベント
ルビーは贈った相手に深い愛を伝えられる宝石として人気です。最後に、ルビーを贈る際におすすめな記念日やイベントについて紹介します。
成人式
子どもの成長を祝い、大人としての第一歩を踏み出す式典として行われる成人式。人生の門出を祝う一生モノの贈り物に、ルビーをあしらったジュエリーがおすすめです。子どもはなかなか持つ機会のない宝石をあしらったジュエリーを持つことで、大人の仲間入りをしたと感じてもらえるでしょう。
ルビーの赤色は血縁を意味するとも考えられているため、成人した子どもに贈ることで「あなたは大人になってもずっと大切な家族だよ」という気持ちを伝えられます。
結婚式
結婚式を迎える娘にルビーを贈る方も増えています。ルビーは、結婚して他家に嫁ぐ娘に「あなたは私の家族だから、困ったときにはいつでも頼ってね」という気持ちを伝えられる宝石です。
嫁入り道具としてルビーのジュエリーをあつらえるご両親もいらっしゃいます。
ルビー婚式
結婚式の節目の年を宝石に例えてお祝いする記念日をご存知でしょうか。ルビー婚式は結婚40周年を祝う結婚記念日を指し、ルビーを象徴する愛と健康を願うイベントです。
ルビーはダイヤモンドの次に硬度の高い宝石であることから、これまで40年間寄り添ってきた堅い夫婦の絆を表現しています。子育てなどもひと段落し、感謝や変わらない愛を伝えるためにルビーのジュエリーを贈る方も多いです。
愛とパワーあふれる石言葉と共にルビーを贈ろう
ポジティブな強い力や深い愛を伝えられるルビーの石言葉について紹介してきました。古くから魔除けやお守りにも使われていたルビーは、大切な人を災いや困難から守ってくれる力を持つと言われています。
ぜひ、成人式や結婚式、ルビー婚式だけでなく、誕生日や結婚記念日、母の日といったイベントの贈り物にルビーをあしらったジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか。
ルビーを使ったジュエリーを大切な人に贈る際には、ERILISSのセレクトメイドジュエリーがおすすめです。ルビーをはじめとした、さまざまな宝石の中から3つの石を選んでネックレスにできます。
シンプルで時間が経っても飽きないデザインは、一生もののジュエリーとして最適です。ぜひ、ERILISSのセレクトメイドジュエリーで大切な人へ想いを伝えてみてください。
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